a8. AIと人間翻訳のすみわけはどうですか?

こんにちは。「ことさきく」運営スタッフのゾッツマンです。

こちらの「つぶやき」コーナーでは「ことさきく」運営スタッフ――全員成瀬先生の弟子です――が先生の難しい理論をわかりやすく、それぞれの感想を交えながら解説しています。また、タイトルの番号の前に「a」がつくつぶやきは英語に関するあれやこれやのお話を気軽にお届けしようと思います。

以前、仕事でAI翻訳(機械翻訳)のプレエディットとポストエディットに従事していたことがあります。

かれこれ5年前なので、その当時のAI翻訳と現在のAI翻訳の技術差が激しいと思うのですが、従事しているときに思ったのは、AI翻訳には『限界』があるということです。でも、それって当然ですよね。AI翻訳ができること=学んだデータの内容なので、学んだデータ量に応じてAI翻訳の精度か決まるのですから。

それに対して、人間翻訳はどうでしょうか?人間翻訳には『限界』がないですよね。その人の専門分野によっては『限界』があるかもしれませんが、人間はわからない情報をみつけて、自分で調べて、理解を深め、翻訳することができるのです。もし翻訳する内容が専門分野であれば「わからない情報をみつけて」、「自分で調べて」のステップは省けますよね。

学習したデータから必要な情報を抽出して翻訳する『AI翻訳』と、必要な情報の理解を深めて翻訳する『人間翻訳』。翻訳過程を考えると、翻訳しようとする素材に文字どおりの内容での翻訳を求めるのか、文字の奥に秘める想いや情熱もくみとった翻訳を求めるのか、求める翻訳によって『AI翻訳』と『人間翻訳』を使い分けることって大事かなと思います。『AI翻訳』と『人間翻訳』のすみわけですよね。

例えば、企業のホームページには『経営方針』や『社長メッセージ』がありますよね。『経営方針』はすでにわかりやすいように簡潔な表現で書かれていることが多くないですか。なので、『経営方針』は『AI翻訳』が担当。『社長メッセージ』は社長の心を含めた表現なので、何を伝えようとしているのかを理解する必要がある場合もありますよね。そう考えると、『社長メッセージ』は『人間翻訳』が担当。このような考え方で翻訳を選ぶのもアリなのかなと思っています。

AIがさまざまな分野で活躍する世の中。AIの技術がすごいからといって人間がAIの後ろをついていくような社会になってはいけない!と私は考えます。AIに任せられるところはしっかりAIに任せて、それによって生まれた『余裕』をどのように有意義に活用するか、人間にしかできないことは何なのか、をしっかり考えるのがこれから重要になってくるのかもしれませんね。あっ、もうみなさん気づいている笑??!!それは失礼しました。

仕事で困っていることを相談してほぼAIが考えたアドバイスでお返事が来ると・・・ちょっと相談したことを後悔します笑。これまた私個人の見解です笑

本日も最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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