英語の音声記号表記には3つの異なる方式があるって知っていますか?

そうなんです。英語の発音記号は3種類あります。
国際発音記号(IPA)
Jones式
Gimson式
です。ちなみにJones、Gimsonというのは、イギリスの音声学者の名前です。

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これまでの日本人英語学習者向けの辞書の多くは、Jones式の発音記号を採用していました。

というのは、Jones式発音記号というのは、Jones博士が英語初学者がやさしく英語発音を学べるようにと、国際発音記号を簡略化してつくった発音記号だからです。だから、日本の英語学習辞書の多くもそれに習っていたわけです。

しかし近年の辞書は、Jones式から国際音声記号やGimson式へと移行する傾向にあります。そのほうが精密度が増す、というのがおもな理由です。

そのため、現段階では私たち日本人英語学習者は、この3つの異なる音声記号を同時に目にすることが多くなっており、それが混乱のもとともなっています。

こうしたトレンドを受けて、ネット情報ではJones式をけなして国際音声記号を持ち上げるようなものが増えてきていますが、よく読むとかなりの間違いも含まれていますので注意しましょう。

それに、どちらの方式が言語学的に優れているかなどといったことは、私たちが英語を学ぶうえでは、ほとんど意味を持ちません。

重要なことは、英語の音声記号表記体系には3つの異なるものがあり、それが現在の世の中では混在をして用いられているということをきちんと理解しておくことです。

それだけを理解しておけば、頭が混乱することはないでしょう。それだけで、十分です。

なお「ことさきく」の英語発音クラスでは、基本的に国際発音記号(IPA)を使っていく予定です。

(ことさきく|「大きな日本人」を育てる!より)

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