英語発音の/y/は、「子音」です。日本語の「イ」(母音)と同じではありません

「東」は英語では「east」。カタカナで「イースト」ですね。
いっぽうパンをつくるときの「イースト菌」の「イースト」は英語では「yeast」といいます。

日本語だとどちらも「イースト」ですが、英語の発音では違います。

「east」は /iːst/、「yeast」は/jíːst/です。

出だしに/j/という子音がつくかどうかの違いです。

同じように

「耳」と「年」はどちらもカタカナだと「イヤー」ですが、英語では「ear」は /ɪər/または /ɪr/、「year」は /jɪər/または /jɪr/です。

やはり出だしに/j/という子音がつくかが両者の違いです。

☆☆☆

こんなふうに

私たち日本人は英語の/j/という子音を「イ」という母音だと認識して発音をしています。これは間違いです。

/j/は、/s/や/ʃ/と同様に「子音」です。

だから「ear 」/ɪər/に子音の/j/がつくと「year」/jɪər/になるわけです。

☆☆☆

まずは、/j/が「イ」(母音)であるという間違った認識を改めましょう。そのうえで、/j/という子音の発音の仕方をマスターしましょう。

具体的には、舌の前の部分を上あごの前の部分に接触すれすれにまで近づけて、そのあとすぐに次の母音へと移ります。

たとえば「yeast」/jíːst/では、舌の前の部分を上あごの前の部分に接触すれすれにまで近づけあとすぐに/iː/という母音に移ります。

最初にものすごく強い「イ」を出してから間髪置かずに普通の「イー」をつづいて出す、というイメージです。

(ことさきく|「大きな日本人」を育てる!より)

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