日本語の音韻は「等拍」リズムである。
アイウケオ、カキコクケコ、キャキュキョといった合計100ちょっとの音節(モーラ)が、だいたい2音節ごとのペアとなって連なっている。
ほぼすべての音節(モーラ―)が母音で終わる「開音節」であり、完全に独立している。次の音節と一体化するのはきわめて例外的である。
ペースは一定でありそれほど速くない。
上下動はそれほど大きくない。徒歩のイメージである。
擬音語でいうと「テクテクテクテク」がふさわしい。
これが、日本語の音のリズムである。
☆☆☆
一方、英語の音韻は「強勢拍」リズムである。
数千にものぼる多様な音節が短いスパンのなかにぎっしり詰まっている。
多くの音節が子音で終わる「閉音節」で次の音節と完全一体化する。
全体の基層となっている複数の短く弱い音節の節目節目に「強勢拍」と呼ばれるきわめて長く強い音節(ビート)がほぼ一定のリズムでやってくる。
上下動は非常に大きい。
擬音語でいうと「タタタピョーンタタタピョーン」がふさわしい。
イメージとしては、障害馬術(英語はJumping)やバレエを思い浮かべてもらえばよいだろう。
小さな助走(タタタ=弱音節)が数歩あってジャンプ!(強勢拍)、着地後にまた小さな助走が数歩あってジャンプ!の繰り返しである。
日本語の発音から英語の発音へとマインドセットを切り替えるということは、脳内の音のイメージを、「散歩」から「障害馬術・バレエ」へと切り替えることである。
(ことさきく|「大きな日本人」を育てる!より)
note(ノート)


日英音韻比較:日本語の音韻イメージは「テクテクテク…」、英語の音韻イメージは「タタタピョーンタタタ…
日本語の音韻は「等拍」リズムである。 アイウケオ、カキコクケコ、キャキュキョといった合計100ちょっとの音節(モーラ)が、だいたい2音節ごとのペアとなって連なってい…

